弊社・株式会社アセティアより、コメント出しをした記事がオリコンニュースに掲載されました。
須藤凜々花は本当に“戦犯”だったのか? 『AKB総選挙』で求められるスタンドプレーの線引きとはhttps://www.oricon.co.jp/special/51270/
アイドルはユニット内で切磋琢磨することで成長して行きます。
同じユニットで戦う仲間であり、芸能活動における最も身近なライバルです。
共同戦線を張って一緒に成長をしつつも、彼女たちはあくまでいち個人事業主であるという大前提があるため、ここ一番では仲間内に内緒で何かしらの手を打ってくるというケースは多々あります。
実際にアイドルユニットの舞台裏ではギスギスした空気が流れていたり、お互いに牽制していることも多くありません。また、普段から仲の良いタレント同士でも、個別打ち合わせでは不平や不満を漏らしたり、自分の方を取り上げてくれという交渉ごとが見られます。
とは言え、彼女たちの不和を望んでいる人たちは誰もいません。
スタッフも突飛なスタンドプレーなんてものは望んでいませんし、安定した興行を催した方がいいと考えています。
ただ、予定調和以外のスタンドプレーがあるからこそ、そこをスタッフと他のメンバーたちが全力でフォローし合うことで「成長」に繋がることも確かです。
「仲良しこよし」だけでは、成長性もなく、代わり映えのないステージで飽きが来てしまいますし、思い切ったアクションを取ることもできません。
この予定調和の崩壊を上手く御しながら、彼女たちの成長を描いたドラマ性のあるシナリオを描くことがスタッフ最大の仕事なのではないでしょうか。